リメイク木製家具[壁掛け収納をTVボードとサイドボードへ]今の暮らしに合わせて家具を再生
ウォールナット材のTVボードとサイドボードのリメイク
家具・建具・造作のオーダー・リメイク・修理/メンテナンス【OJIKI工房】
お客様からいただいた「現在使用しているTVボードとサイドボードを、今の生活に合った形に作り変えたい」というリメイクのご注文をご紹介します。
引っ越しや模様替え、ライフスタイルの変化によって、これまで使っていた家具が今の暮らしに合わなくなることがあります。
「まだ使える家具だけれど、新しい部屋には設置できない」
「デザインは気に入っているので、できれば買い替えたくない」
そんなときに考えたいのが、今ある家具を活かして、使いやすい形に作り変える家具のリメイクです。
今回OJIKI工房にご依頼いただいたのは、ウォールナットの木目が美しいTVボードとサイドボードのリメイクです。もともと壁に取り付けて使用していた吊り家具を、床に置いて使える脚付きの収納家具へと変更しました。
新しく脚を製作するだけでなく、TVボードには天板や側板を追加し、奥行きも調整。既存の家具と新しい部材の色味を合わせることで、もともとのデザインを大切にした仕上がりになっています。
家具をすべて新しくするのではなく、気に入っている部分を残しながら、今の暮らしに合う形へ。今回は、そんなオーダーメイドの家具リメイク事例をご紹介します。
🔸目次
1. 壁掛け収納を今の暮らしに合う家具へリメイク
2. TVボードを脚付きに変更し、奥行きも調整
3. サイドボードも脚付きの置き型収納へ
4. ウォールナットの木目に合わせた部材と塗装
5. お気に入りの家具を活かすリメイクという選択
1. 壁掛け収納を今の暮らしに合う家具へリメイク
今回お預かりしたのは、これまで壁に取り付けて使用されていたTVボードとサイドボードです。
壁掛けタイプの収納家具は、床面を広く使えることや、家具をすっきり見せられることが魅力です。一方で、引っ越しや模様替えなどによって設置する場所が変わると、以前と同じように壁へ取り付けることが難しくなる場合もあります。
今回のお客様も、現在お使いの家具を、今の生活に合った形に作り変えたいというご希望をお持ちでした。
そこでOJIKI工房では、既存の収納本体をできる限り活かしながら、床に置いて使える脚付き家具へのリメイクを行いました。

2. TVボードを脚付きに変更し、奥行きも調整
今回のリメイクで大きく変わったのが、TVボードの構造です。もともとは壁に取り付けて使用する吊り家具でしたが、新しく木製の脚を製作して取り付け、床置きタイプのTVボードへ変更しました。
さらに、新しい天板と側板を追加することで、家具の奥行きを調整しています。

奥行きを増やして使いやすいTVボードに
壁掛け収納は、設置場所や使用目的に合わせて奥行きが浅く設計されていることがあります。一方、床に置いて使用するTVボードでは、テレビの設置や収納する機器などによって、必要な奥行きが変わります。
そこで今回は、既存の本体に幅の広い天板と側板を取り付け、奥行きをプラスしました。天板の広さを調整することで、テレビを置く家具として使いやすい形に仕上げています。
完成したTVボードは、正面にブラックの光沢のある扉を備えています。ウォールナットの落ち着いた木目とブラックの組み合わせが、すっきりとしたモダンな印象です。
既存の扉や収納部分を活かしながら、脚と外側の部材を追加することで、新しいTVボードとして使える形になりました。

3. サイドボードも脚付きの置き型収納へ
TVボードとあわせて、サイドボードもリメイクしました。

こちらも壁に取り付けて使用していた収納家具に、新しく脚を製作して取り付けています。ウォールナットの木目を活かした、落ち着いたデザインのサイドボードに仕上がっています。
正面には扉付きの収納があり、外から見せたくない日用品や小物などをすっきりとしまえる構成です。
脚を付けることで置き型家具として使えるように
これまで壁に固定していた家具も、構造や状態によっては、脚を追加することで床に置いて使用できる形に変更できます。
今回のサイドボードでは、収納本体のデザインを大きく変えずに脚を取り付けました。床との間に空間ができたことで、家具全体が軽やかな印象になっています。また、TVボードとサイドボードの両方を脚付きにすることで、それぞれ異なる収納家具でありながら、統一感のあるデザインになりました。
お気に入りの家具を活かしながら、置き場所や用途の変化に対応できることも、家具リメイクの魅力です。

4. ウォールナットの木目に合わせた部材と塗装
既存の家具に新しい木材を追加する際、大切になるのがもともとの家具との色合わせです。
今回のTVボードとサイドボードは、ウォールナットの落ち着いた木目が印象的な家具でした。そのため、新しく製作した脚や追加した部材が、既存の家具から浮いて見えないように仕上げています。

新しい部材を自然になじませる色調整
木材は、同じ樹種でも木目や色合いに違いがあります。さらに、長く使用している家具では、日光や時間の経過によって色味が変化していることもあります。そのため、新しい部材をそのまま取り付けると、色の違いが目立ってしまう場合があります。
今回も、既存の家具の色味を確認しながら、新しく追加した部分の色を調整しました。
リメイクした部分だけが目立つのではなく、最初から一つの家具だったように自然になじむ仕上がりを大切にしています。
今回のリメイク内容
| 家具 | リメイク内容 |
|---|---|
| TVボード | 吊り家具から脚付きの床置き家具へ変更 |
| TVボードの天板・側板 | 新しい部材を追加して奥行きを調整 |
| サイドボード | 新しく脚を製作し、床置き家具へ変更 |
| 追加部材 | 既存の家具に合わせて色味を調整 |
| 既存の収納部分 | できる限り活かして再利用 |
| 仕上がり | ウォールナットの木目を活かした統一感のあるデザイン |
5. お気に入りの家具を活かすリメイクという選択
家具が今の暮らしに合わなくなったとき、買い替えを考える方も多いと思います。特に大型の収納家具は、引っ越しや模様替えによって置き場所が変わると、以前と同じように使えなくなることがあります。
しかし、家具そのものがまだ使える状態であれば、必要な部分を作り変えて使い続けるという方法もあります。今回のようなリメイクでは、もともとの家具を活かしながら、脚を追加したり、サイズを調整したりすることで、今の生活に合った使い方に合わせられます。
家具リメイクでできること
古くなった家具を、現代の生活に合わせてリサイズしたり、用途を変更して家具として使い続けるのがリメイクです。そのため、古い家具の状態や構造によってリメイクが可能な内容も変わりますので、ご希望どおりの加工が難しい場合もあります。
今まで使ってきた家具の良さを残しながら、新しい暮らしに合う家具へ変える。リメイクのご依頼をお受けした際は、まず現在の家具の状態を確認し、どの部分を活かせるか、どのような加工が必要かを考えていきます。
そして、お客様の古い家具を、どのようにして希望される新しい家具を作るか検討し、ご提案いたします。
OJIKI工房は、お客様と一緒に考え、新しい家具を作っていきます。それも、オーダーメイドの家具リメイクならではの魅力の1つです。

よくあるご質問(Q&A)
Q1. 壁掛けのTVボードを床置きタイプに変更できますか?
家具の構造や状態によっては可能です。
今回の事例では、もともと壁に取り付けていたTVボードに脚を追加し、天板と側板を取り付けることで床置き家具へ変更しました。ただし、壁掛け家具は床置きで使用することを前提としていないため、脚の取り付け位置や家具本体の強度、安定性などを確認する必要があります。
Q2. 家具の奥行きや高さだけを変更することもできますか?
はい。家具の構造によっては、一部分だけのサイズ変更も可能です。例えば、天板を新しく製作して奥行きを増やしたり、脚を取り付けて高さを調整したりする方法があります。
既存の家具の状態を確認したうえで、適した加工方法をご提案します。
Q3. 新しく追加する木材の色を、元の家具に合わせることはできますか?
はい。既存の家具に近い色味になるように、着色や塗装の調整を行うことができます。ただし、木材の種類や経年変化によって色味が異なるため、完全に同じ色や木目を再現できるとは限りません。
できる限り違和感のない仕上がりを目指して調整します。
Q4. 家具のリメイクと新品への買い替えでは、どちらが安くなりますか?
家具の種類やリメイク内容によって異なります。
既存の家具を利用する場合でも、分解・加工・補修・新しい部材の製作・塗装など、複数の工程が必要になることがあります。そのため、必ずしも新品を購入するより安くなるとは限りません。
一方で、お気に入りの家具を残せることや、使い慣れた収納を活かせることは、リメイクならではのメリットです。
費用だけでなく、家具への愛着や今後の使い方も含めて検討していただくのがおすすめです。
Q5. 他社で購入した家具でもリメイクを依頼できますか?
はい。OJIKI工房では、他社で購入された家具の修理やリメイクについてもご相談を承っています。家具の写真やサイズ、変更したい内容などをお知らせいただければ、対応できるかどうか確認いたします。
まとめ|今ある家具を活かして、新しい暮らしに合う家具へ
今回は、ウォールナットのTVボードとサイドボードを、壁掛けタイプから床置きタイプへ変更したリメイク事例をご紹介しました。
TVボードには新しく脚を取り付け、天板と側板を追加することで奥行きを調整。サイドボードにも脚を製作し、それぞれ置き型の収納家具へと生まれ変わりました。また、新しく追加した部材は既存の家具に合わせて色味を調整し、ウォールナットの美しい木目を活かした仕上がりになっています。
家具は、暮らしが変わったからといって、必ずしも買い替える必要はありません。お気に入りのデザインや使い慣れた収納部分を残しながら、必要なところだけを作り変えることもできます。
OJIKI工房では、お客様の大切な家具をこれからも使い続けられるよう、家具の状態やご希望に合わせた修理・メンテナンス・リメイクをご提案しています。
「壁掛け家具を床置きに変えたい」
「家具のサイズを変更したい」
「今ある家具を別の用途で使いたい」
とお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
OJIKI工房へのお問い合わせから納品までの流れ
OJIKI工房では、初めてオーダーメイド家具をご注文される方にも安心してご相談いただけるよう、ご希望をお伺いしながら製作を進めています。
STEP 1|お問い合わせ
お電話・LINE・お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。設置したい場所や家具のイメージ、収納したい物など、決まっている範囲でお知らせいただければ大丈夫です。
STEP 2|ヒアリング・お打ち合わせ
ご希望のサイズやデザイン、木材、収納方法、ご予算などをお伺いします。参考写真や設置場所の寸法があると、より具体的にお話を進められます。STEP 3|お見積もり
お伺いした内容をもとに製作費用をご案内します。オンラインでのお見積もりは無料です。
STEP 4|デザインの確認・製作
ご注文内容に応じて、図面やデッサンなどでデザインを確認し、工房にて家具を製作します。
STEP 5|納品・設置
完成した家具をお客様のもとへお届けします。設置が必要な場合も、ご依頼内容に合わせて対応いたします。
OJIKI工房では、家具や建具のオーダーメイドだけでなく、使い込んだ家具の鏡面仕上げの塗装修復や、アンティーク家具の再生など、幅広く対応しております。
詳しいご相談・お見積もりは、LINE公式、電話、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
電話:046-204-5592(平日9:00〜18:00)
《OJIKI工房とは?》
OJIKI工房は、自然の木を切り出した無垢の木材を使用した家具や建具などの製造販売をしています。
当社オリジナル商品の販売だけでなく、オーダーメイドや、使われなくなった家具や、年季が入った建具、現代の生活では使いにくくなった造作物などの修理・メンテナンスとリメイクも行っています。
リメイクや修理・メンテナンスでは、デザインや機能性などについてお客様のご要望をお伺いしたうえで製作しているため、多くのお客様から喜びの言葉をいただいております。
私たちは、木製家具や木製の建具を長く、大切に使いたいお客様のご要望にお応えしたいと考えています。
⚫︎愛着のある家具や建具を修理・メンテナンスをして、長く使用していきたい
⚫︎家族が長く使ってきた家具を、現在の生活スタイルに合わせたリメイクをして使いたい
⚫︎天然素材を使用した、デザインと使い勝手にこだわった家具や建具をオーダーメイドしたい
⚫︎自宅の家具や建具に天然素材を使用することで、心身ともに健康的に暮らしたい
⚫︎天然素材を使用した、リラックス出来る環境をオフィスに採り入れたい
⚫︎自然素材を多く使用したお店を作りたい
など
天然素材を使用した家具や建具のご相談は、ぜひ私たちオジキ工房におまかせください。
皆様からのご要望、お待ちいたしております。
==============
株式会社オジキ
木製家具・木製建具[オーダーメイド・リメイク・修理]座間・大和・相模原
〒252-0003 神奈川県座間市ひばりヶ丘5-49-16
電話:046-204-5592(平日9:00〜18:00)
代表取締役 大川賢一
Profile
東海大学工学部建築学科卒業
Chippendale International school of Furniture (英国)卒業
(家具製作・アンティーク家具の修理)
蓮華草元町工房にて3年修業
100年以上続く横浜家具の製作工程をベースに、鉄・革・硝子などを使い新たなデザインを模索しながら、日々木工活動に取り組む。
==============

